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物を作る仕事のわりに、こだわりが無いのがどうもいけないような気がするSのつぶやき。


by STUDIOTSA
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苦手な事。

苦手な事。_c0222103_16443546.jpg

苦手な事は色々あるけれど…計算でしょ、道を覚えるでしょ、デザイン画(時間が異常にかかる)でしょ、規則正しい生活でしょ、時間を守る事でしょ…、そして仕事に関わる内容で本当に克服したくても未だ出来ていない悩みの種は、ズバリ電話をかける、です。
いや、営業に当たる事全般かな…。
電話をかけるのが得意、もしくは好き!などと頼もしい事を言う知り合いが数人いますが、話しを聞くと本当に違〜う!
電話で営業したら、寿命が確実に一件につき、数年は縮まってしまう気がする私達。情けない。
それに比べて電話&営業デキる方々は、ダメな時はダメと割り切っていて、聞いているとこちらも、全然ヘイキじゃ〜ん!と、言う気にさえなってくる。。。
以前、語学学校に勤めていた友人の場合は、まず、いかに面白がらせるかが大事とかで、いきなり「チョト、イデスカ〜?ワタシ○○デース」みたいに、完全日本人なのに片言で話しかけてみるとか色々やったらしい。相手が、「へ?ぷぷっ(笑)」となれば、始まり始まり〜。スゴイなー!と言うか危ない人みたい?
あと、電話営業の経験のある友人は、まず、声のトーンは二つくらい上げて始めるのね(と説明)、ダメなら「そうですよね、すみませ〜ん」ハイ次〜!!と言う感じで全く大丈夫らしい…。
そして電話ではないが、通っている美容院のお兄さんは「外でチラシ配ってると色んな人がいて面白いんですよー。」とか言う。
チラシ受け取ってくれない人はこういう状態だったとか、ああいう状態だったとか、色々分析していて、もらわない側にも事情があるから別に気にしなーい、らしい…。スゴイな!
そうか〜、自分が断られるとか、自分が否定されるとか考えているから、辛くなるんだな。もっと単純に考えれば良い訳だ。はいはい。
えーと…こちらは、商品を扱って頂きたい、展示会にお越し頂きたい旨を伝える、お相手は必要なら受ける、そうでないなら断る、だけの話じゃないですか。って、頭で考えてもね…。あー、考えただけで身体が硬直しまーす。
本当に真摯に売りたい気持ちがあれば出来るはずなんじゃないか、ワタシャ気持ちが薄いのかしら?とか考えてもみたが…
出来る事やるしかないな…とまた戻る。出来る事ってナーニ?
良い作品作り〜、丁寧な資料作り〜、展示会の案内状作り〜。当たり前の事ばかりね…。
そんな私は最近どうしているかと言うと、色んな営業をマジマジ受けるのが日常に。
電話、もしくはインターホン越しに「○○と申しますが〜」とセールスが来れば、まずは、あんまり愛想なく対応。平気な声出して元気よく、または丁寧に上手い事話し続ける方だと、おぬしやるなっ!と心の中で感心しつつ、用がなければ丁寧にお断り。
他の展示会に行けば、いかにも作り手さんらしき方が黙ってポツリーンと立っているのを見て、あ〜良い作品なのに何て商売っ気のない…なんか一言二言かけるとかしても良いんじゃないのかしらねぇ…なんて人の事は思ったり。出来ないのね、それがなかなか…。
外でチラシ配りに会えば、無言で何者かも分からない状態で差し出す人は、こりゃ無理だなぁと思いつつ素通り。「お願いしま〜す」は場合によって受け取ってみたり、みなかったり(一応ペコリする)。
あるいは、通りに人が少なかったりして、配り人とワタクシの距離が徐々に縮まりつつある緊張の時、向こうさんにも緊張が走っていたりすると、どうすんだろうな〜?とか考えてみたり。
ま、美容院の兄ちゃんでいくと、取らないには取らない側の事情アリだから、受け取らなくても気にしないでね〜!と心で言いながら相手の出方をみる…。
この観察が何の役に立っているのかは知らないけれど…、日々勉強です。
by STUDIOTSA | 2009-12-01 16:44 | 仕事