物を作る仕事のわりに、こだわりが無いのがどうもいけないような気がするSのつぶやき。


by STUDIOTSA
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
c0222103_2354153.jpg

またコサージュ。これは、ぱっと見よく分からないけれど実はヒョウ柄。何がこだわりかと言えば、ズバリ、ヒョウの柄。そのまんま。
私は、昔から何か物を見ないと絵が描けない人だったので、とにかく何か描く時は安心するまで資料集めする。
今は結構インターネットの色んなサイトを物色しまくりますが、以前は本、特に図鑑(図鑑は写真じゃないとダメ)が好きだった。
何故なら色気のない説明文と写真が、ちゃんと調べ物をした気にさせてくれる=安心するから。
そして、その色気ない写真を描き写しても、誰かの発想を通していないのでインチキじゃないもん!と、物を作る側としての良心が痛みにくい、から。
そうは言っても写真があまりにもマズいのはダメなのね。やっぱり、姿形に惚れる→君の本質が知りたいのだ!の面食い人間としては、仏頂面も無表情も美しくないとね。
ただその基準は人それぞれだと思うけど。
んで、ヒョウ柄〜ってどうでしたっけね??から、色々調べ、描き、調べ、描き…。ふ〜ん、ナルホドネ、こう描いちゃマズイ訳だ、ヒョウ柄じゃないよ〜、んで…フムフム、囲んだ中はちょっと薄い色入れた方が良いわけね〜フムフム。ま、色々途中経過の出来損ない気味も入っちゃってますが、結果は、違いが分からないけどっ!?です。
どうだ〜!だから、追加も渋々(お客様失礼…)あんまり作りたくないの、面倒臭いのにこんな感じで一枚一枚やっちゃうからね…。
[PR]
# by STUDIOTSA | 2009-11-10 02:35 | 仕事
c0222103_14152975.jpg

これらはウチで売りだし中の新(星)人達。
K18製の12星座のペンダントトップなり。揃いのピンキーリングもあり。
この原型はSお得意の(自分で言っちゃう)エッチング技法で起こしている。とても小さくて針で絵を描く感じ。
そして、コイン型だけれどそれぞれの図柄によって形が違う。
昔々のコインは、形がいびつでバーラバラ、そんな素朴な雰囲気にしたかった。
んで、何がこだわりか探して見たところ…、あれだな。ねじり輪。
チェーンなどに通す為、付いているバチカンに当たる部分。
ウチで良く登場します。
これ、18金線をねじるところから作っているの。
もちろん、金線を引くところからだって、金を溶かして固めるところからだって出来るけれど。それはやらない。何故?
無駄…。と感じるから。
全てを自分の手で作らないと気が済まない方もいるとは思う。が、私は違う。面倒臭がりだから〜。
と言うよりも、もっと上手に作ってくれた物があるならば、そちらを使った方が良いに決まっている。と、思う。
でも、時々金線を引く事もある。ちょうど良い線径が無くて仕方なく。
出来栄えはあまり宜しくなかったりする。だからなるべくやらない。
でも、ねじり輪は作る。何故か?
ちょうど良いのが手に入らないし、その都度使いたいサイズが違うから。
さて、その出来栄えは…?
お客さん、機械じゃないんでねっ!と、突然言い訳。ま、色々あるけれども…、結構かわいい、と思います。
[PR]
# by STUDIOTSA | 2009-11-07 14:15 | 仕事

今は亡き…

c0222103_1595581.jpg

c0222103_1595510.jpg

エッチングは、割りとよく使う技法。銅板や真鍮板を液で腐食させて模様を描く。銅版画などが有名か。
細か~い図柄などが繊細に表現出来て大好き。あ、作るのじゃないよ、表現方法として。
作るのは、面倒臭い。
ウチの使い方としては、エッチングは普段、原型制作として用います。
それを元に型取りし、金や銀やその他の金属で鋳造し、アクセサリー又はジュエリーとして仕上げるのだが…、時々原型そのものが売り物として紛れ込む。
要は型取りしたものでなく、生エッチング(キケンな言葉?じゃありませんよ)そのものが…。
一点ものの値段で付けてないんだけどー…。
なんで、そんな事になってしまうのか。
ズバリ、仕事を始めるのが遅いから。
頼まれても、納期が迫るまで色々諸事情により(?)型を取らずに時は過ぎ…気が付いた時にはギリギリだー。
正直、展示会でちょっと目を引けばいいな~、くらいなツモりで後先考えずに制作し、作ったからには一応見せたいので資料にしていたりするのだが…えっ、発注されますのん?あー、んじゃ型取りしとかなくちゃね。
…時は過ぎ…。え?納期間近!?もう、型出し用に準備→型取り→鋳造→仕上げまでの時間がないよ~しくしくしく…。
ま、1個2個ならやりますよっ、ハイハイ。
チクチク…エッチング制作中…ジ~ッ…腐食液に浸けて観察中…ギコギコ…糸鋸使用中…ボーッ…バーナーで金具のロウ付け中…キュイーン…研磨中…ジーッ…燻しにする為、液に浸けて観察中…フキフキ…磨き粉付けて仕上げ。
おりゃ~一点もののゲージツ品だ~持ってけ~。 フーッ。終わった…!
ん、追加ですかい?…。
来ると思わなくて型出ししてない…また作る…追加…また作る…追加…また、作る…と思ったけど、面倒臭くて第一号さんの見本も売っちゃっえ~…。
もう、ダメ。もう、やらないよ。見本も無くなっちゃったし。サイナラ~。次は、いつかやりますよ。気が向いた時に…。
で、今は亡き幻の子に。
見せ専のツモりが、思ったより発注が来ちゃうので、途中からどうにか型を作って出せた物もあるけど、悔しいから先に出しちゃった原型達にはイタリア語でFatto a mano(手作り)って書いといた。正直、ウチの商品、仕上げまではどれも手作りなんだけど…。
ま、その原型に当たったお客さん、ラッキーよ。良かったね!分からないかも知れないけど…。
……だったら、一切型にしないで、全て一点ものとして自分が納得する値段を付けたらいいじゃない、とも言われたが、それじゃ~とても売れないよ…。
一応、アクセサリーですから。別に作家先生になりたいわけじゃないの。
それに、お金に関係なくワタクシ作る気力が無くなったらやらないし…。創作とはワガママなもの…。なんて。
お金出しても買えないなんて、すんごい貴重だよね!と自分で言ってます。
[PR]
# by STUDIOTSA | 2009-11-05 01:59 | 仕事
c0222103_13412589.jpg

これは、アルファベットジュエリーのモデルの残骸。
巷で流行りの(?)あれです!イニシャルネックレスと呼ばれてる。
ウチがやるのは一筆書きの流れるようなラインのアルファベット。
あー、面倒臭い…。
何がかって、26文字を同じデザイン上にまとめないといけないから。
フォント(レタリング、書体)デザインなんてちゃんとしたデザイン分野があるくらい文字って難しい。
普通、文字は一文字ずつ使うわけではないので、文章等にした時、テンション、バランスがばらばらではお目々がチカチカこんがらがっちゃう。
だから、同じデザイン上にいないとね。
一応参考にしたカリグラフィーはあるけれど、一筆書きを立体にする事を考えると、変えないとならない事が山ほど(ま、低いけど!)あった。
で、何がこだわりかと言うと、道順、です。
これ、K18の線をちょっとローラーで気持ち潰してから制作しているけれど、素敵なラインって難しい。 所詮一方通行で行かないとならないけれど、カーブがね、前を通るか後ろを通るか、急カーブか緩いカーブか、ラインはエッジを見せるか平らな方を見せるか…全然違~う。
と、自分は思っている。 正直、違いは分からないかも…でも気が付いちゃったら我慢が出来ない。 あーきて、こーきて、ここからは緩やかにコーナーに入って、一気にピューンって感じかー!と気分はコースを走るレーサー、が、走る前にシュミレーションを重ねている感じ?
早く走りたい欲求と失敗の不安でモヤイラっとする感じ、知らないけど。
ま、そんな感じで、やってる作業は道端で針金アクセ?を売っている方と同じ。
お取り引き様がイニシャルネックレスと言っているのにも関わらず、アルファベットとこだわる(!)のは、何故か。
それは26文字全部作ったからよー…。
当たり前?ノンノン。
日本で名のあるアクセ屋ジュエリー屋アパレルさんの売っているのをちょいと調べたら、日本で主要なイニシャルしか商品化していないのが多い。
AさんHさんIさんKさんMさんNさんSさんTさんYさん、とかね。もっと絞ったところもあったな。
私は歯抜けは嫌(なるべく)。来ない待ち人かも知れないが、ご用意するのだ!
それに、自分のイニシャル以外も自分のイニシャルだったらコレ、頂けますかぁ…?と自問しながら作ったよ。
そう、こんな無駄な(かもしれない)事やれるのは、ワタクシ達みたいなところだけ…。ぷぷ。
よって、BさんPさんQさんVさんXさんZさんもいるならいらっしゃ~い。国際派。いや、人間用とは限らないし、地球派か?
ま、名前のイニシャルじゃなくても良いワケで。
アルファベットペンダントですからねー。
[PR]
# by STUDIOTSA | 2009-11-02 13:41 | 仕事
c0222103_14312420.jpg

えー、これは、フラメンコ骸骨さんです。
私達はスカルはやらないわ、と言いつつ数年前に手を出してしまったモチーフ。ヘナチョコな媚びたような甘~い骸骨は嫌いだ!でも…でも、一応女の子なので薔薇をくわえさえてみたりして…。
で、何処がこだわりか。 これ、18金に銀なので、ロウ付け(バーナーを使い高温で金属を付ける)しないといけないの。あ~面倒臭い。
薔薇は二つに切断してお口の両端に付ける。
でも、ちゃんと噛んでるようにしたいから、なるべく奥歯(見えない)の方に付けないとね!
茎が一本ちゃんと繋がって見えないといけないから(なるべく…)お花の向きを変えないと!ち、ちくしょー、誰かやってくれ~!と思いつつ、多分このこだわり(と言って良いかしら?)通じないだろうから、外に頼むの無理だな~と思った(自分が納得行かないと言う意味でね)。んじゃ、そんなにこだわるなら、自分でやったら?って言われちゃうよ。はーい。
[PR]
# by STUDIOTSA | 2009-10-31 14:31 | 仕事