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物を作る仕事のわりに、こだわりが無いのがどうもいけないような気がするSのつぶやき。


by STUDIOTSA
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いい加減?良い加減?



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いい加減?良い加減?_c0222103_23294255.jpg


手作りの良し悪しについてです。


ハンドメイドが売り、と言うかハンドメイドが普通のマノピグラの商品ですが、それならではの良し悪しがあるかと思います。

特徴として思いつく事を書きますと、、


時間がかかる。

線をねじる、糸鋸で金属板を切るところからもやっています。手が遅いと言うのもあります。。


数が出せない。

出す必要ない。今のところ。


個々の仕上がりが少し違う。

個性色々のかわい子ちゃん達です。どうぞよろしく。



ピシッ!としていない。かも知れない。。あじ、です。



上記全体、良いのか悪いのかで言うと、、分からないけれど全体肯定したい気持ちが大きい。。




でも、ハンドメイドか否かに限らず外すべきではない点はあるかと思います。


例えば、


納期。

言った納期は守るよう頑張ります。。


仕上げの丁寧さ。

これ結構難しいところ。常に良い塩梅に持っていく努力をしていますが、希望と違えば教えて下さい。。


耐久性。

お修理します。長くお使い頂きたいです!

少し歪んだ?あ、それは普通です。ウチの。。(こらーっ)


当然といえば当然の事ばかりですが、実際守れているかどうか考えるとドキドキ。




あと、製作者として、良いのか悪いのか本当に正直分からない場合もあります。


私の中での良い塩梅のつもりが、人から見たら何だかいい加減、、と感じられる事があるかも知れませんし、

逆にそこまでこだわる必要あるの…?と思われる時もあるかも知れません。(性格の話みたい?)



いい加減なことしないで下さーい。と、


いい加減にして下さーい。。と。



この中の線引きは人それぞれで、難しい。


ま、丁寧に越したことはないと思うので、丁寧な仕事を心がけたいです。好きな味を保ったまま。





んー。


とりあえず、コーヒー飲もうかな。



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# by STUDIOTSA | 2018-06-09 23:52

展示会や催事のこと。



展示会や催事のこと。_c0222103_03583182.jpg

おっとっと、、またすごい月日が経ってしまいました。

季節の変わり目しか書いてないかも。


2月上旬の大阪での催事の後、下旬には五反田のTOCビルでの展示会がありました。

この後、期間限定のイベント予定がいくつかあります。


自分で立って売るのはあまり得意とは言えない私達ですが、今年はもう少し自分達で積極的にお店等に立つ機会を作ろうと決めて、動く事にしました。

そう決めたら、前向きにどれも楽しみにもなってきたので良い傾向です。


ですが、ちょいと心配な事もあります。

一つは、商品ディスプレイのこと。

展示会でもこの前の大阪の催事でもそうだったのですが、いくら商品を並べても出したい世界観みたいなものが全く見えて来ない。

写真一枚の方がよっぽど伝えたい商品の雰囲気を出せている気がするのは気のせいか?

並べる物が増えてもバラバラ感が増すだけって何でだろう。

修行が必要だな。。


あと、トーク。

気の利いたトークが出来ない、とか言うよりも何と言うか使う言葉が非常につまらない私です。

この前、あるサイトでイタリアのピッティウォーモの展示会風景の過去動画を見たのですが、おじさん達(イタリア人だけじゃないかも)がすごい語る語る!

日本人だと「ベージュ系」で終わっちゃいそうな色の説明を「赤道直下の熱い土の色を参考に」とか言うし、あと別の人も白と青について「白と青、これは夏に欠かせない大切な色で」とか表現するし。


それに比べて途中に出て来た日本人のファッション評論家の紳士は、「ジャージー素材でシワになりにくいです。」とか「幅を変えたストライプ。そこがポイントです(はい、見たらわかります!)」のような事を言っており、、



なんか、違う。。ぜんっぜん違ーう!!


(片や出展者のブランド側の人間、片や観てまわる来場者、なので違うのかも知れませんが。。でも、それだけじゃないな。)




そうだ、あともう一つ見た動画でもザ・イタリア人なおじさんが自分の着こなしの説明をするときに、「だって、自分はナポリ出身だから、白と青が完璧なカラーなんだ、自分にとっては。地中海の色が好きなんだよ。」なんて言ってましたよ。


くぅ~~!何だよそれー!(シビれる双子)




で。

これを見た私は、見て分かる事を言うのはとりあえずやめよう!と誓ったのに~、、

「あ、これはペンダントトップなんですけど、18金で、ダイヤ入ってまーす。」と、相変わらずのノータリンな言葉を発していました。

焦ると、益々そんな感じになります。



言葉もセンスですよね。

いくらかっこええ~と思ったとしても、自分の感覚に元々ない言葉を頑張って使うと自分の歯がカタカタ浮いてきちゃいそう、、なのでそれは私は出来ない、と思う。


んー、でもせめて、思っている事は商品コンセプトも含めてもう少し恥ずかしがらずに話せたら良いのになぁと思います。

ま、先日の展示会では早々に諦めて、用意したDMをせっせと配ってしまいましたが。(一応は考えた言葉が並んでいるので私が喋るよりはマシかな~と


作品作りもそうですが、それ以外にも色々学ばなきゃならない事がまだまだ沢山あるのねと、ここに来て凄く思います。



展示会や催事のこと。_c0222103_04004787.jpg

先月の大阪での催事の前に、売り場のシュミレーションをしておこうと思い、お借りする什器の縮図(1/10くらい)を作ってはみたのですが、全くリアルに想像が出来ず手こずりました。。お客さんが欲しいよ〜と人型を探し回ってお子ちゃまのプラモ(ガンプラなの?)を見つけたので置いてみた。

皆さん程よい大きさでなんかちょっと売り場の感じが掴めて来たような?





展示会や催事のこと。_c0222103_04130326.jpg

でも、よく気のつく姪っ子ちゃんが「Sちゃん、これ取れてたよ、つけといたから!」と言って、いつの間にかお客様たちに武器を装着してくれちゃったので、皆、機動戦士になってしまい、売り場は戦場に変わっていました。

一応、お礼は言ったけど。要らないの。












# by STUDIOTSA | 2018-03-07 04:37

2018

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新年明けましておめでとうございます。まのぴぐら




# by STUDIOTSA | 2018-01-02 11:04


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ちょっと早いクリスマスプレゼント


ではなく、

先日の勤労感謝の日にかわゆい姪っ子チビAちゃん(小学二年生)からもらったカードです。

勤労感謝の日って、いつも頑張ってお勤めしている人を互いに労う日でしたよね?今は。多分。


おしごと ♡  がんばって(大きなキラキラ立体文字=強調?) 



って書いてあるよ。
(正確には、カードの右上に小さなメモで労いのお言葉も貼ってありました!)



私まだまだだね。頑張らないと!



ちなみに、働きづくめのデザイナーK君(Aちゃんの夫、姪っ子の父)には、しっかりとねぎらいの言葉が
並んだお手紙を本人を前に愛を込めて可愛く朗読しておりました。


子供ってホントよく見てますねー。



(でも。K君だってすっごいゲームしてるの私知ってるんだから)









# by STUDIOTSA | 2017-11-26 13:40

ドキリ。


先月の下旬は、ヒカリエホールで行われたファッションの合同展示会に出展しました。で、終わって数日バタバタしていたらハロウィンは終わってしまいました。

おマメな姪っ子が1人で部屋の中をせっせとハロウィン仕様に飾り付けしているのをなんとなーく横目で見ていましたが、、自分は何もせずに過ぎちゃった。。


でも翌週の文化の日には近くの大学の学祭に足を踏み入れたり、駅前の人集りのパン祭りでパンを買ったりと文化祭やお祭り気分を味わい、ハロウィンを清算。

私の出身の美大の学祭は、ロクでもなかったので(独りよがりでおもてなしの精神ゼロ&人と協力し合う気も無い面々←自分の頃。)、、まともな大学の学祭はこんなにちゃんとしているんだな、素晴らしい。とAちゃんと毎年感心しています。


あと芸術の秋だからか、先月は自分の展示会以外にも高校の恩師の個展や美大の同級生の個展がいくつかあり、久々ギャラリーと言う場所にも出掛けました。


高校の時の先生は、50も半ばを過ぎてから独身生活に終止符を打った男性ですが、現在は結婚して4~5年経った頃かな?

数年前から確実に作品に色気が出てきましたよ。

とりあえずそれを観て、先生にとって結婚って幸せらしいな。良かったね!と思いました。

あ、作品に色気と言ってもエッチな感じとかではありません。

以前は、1人で散歩とかしている人の作品だったけれど、今は会話の出来る作品、人に興味がある作品、に変わったなという印象。若返った感もあるかしら。

私、上から目線?先生読んでいない事を祈る。。



大学時代同じクラスで1番絵を描いていたと私が思っているA子ちゃんの個展は、展示会直後の台風迫る土曜に行きました。

吉祥寺の井之頭公園付近の趣あるギャラリー。

彼女の描く絵は、いつも面白い人物像で題名と合わせて観ると何とも私達双子のツボに入る作品なのですが、今回もやはり期待を裏切らず妙な面白さ健在でした。

雰囲気としては、少し怖い日本の昔ばなしのような空気を感じる作品、、、、かな。

その中で一枚、砂漠のような全体が黄色っぽい画面にあっさりした線描きで横たわる人物が描かれた絵がありました。

横たわる人の様子は、ヨガで言うシャバーサナ(屍のポーズ)、究極のリラックスポーズをとっているような状態。

要は、ただ上向きに足も手も真っ直ぐに下ろして寝ている状態です。

人物の顔はポケーっとした感じだったと記憶。



この絵の題名は「進化をしない」。

確かそうだった。


自分かと思った!

ドキリとしました。

顔は苦しくも焦ってもおらず、何も考えていないのか、、こいつ分かってないなー、危機感ゼロって感じの顔してるじゃん。


これ、私〜?

もう一度思ってしまいました。進化していないって、そもそも分からないから焦りも無いワケだね?



進化。。


製作活動においては、続ける以上は今よりちょっとは進化したいなー!とか簡単に言ってみる。

進歩と違って、努力だけじゃ行けない領域か。ゲームやアニメでは聞く単語ですが。



とりあえず、

寝ていないで立ち上がらないといかんな!と思いました。寝るの好きだけど。

あとは近々やって来る獅子座流星群にお祈りしようかな。星頼みしちゃう?

ジャンルが違っても人の作品を観るのって勉強になりますね。




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さて。

こちらは、今月結婚14周年を迎えられたご夫妻より、結婚指輪を新しく作り変えたいとのご依頼を受け製作したものです。

幅も厚みもしっかりとした指輪です。

以前お持ちだったリングは、こちらよりもさらに幅広の10ミリ幅で、表面には叩きの模様はなく、シンプルな鏡面仕上げのものでした。

今回のご依頼ではリングの幅を少し減らし、代わりに厚みを増して、表面はハンマーワークで槌目模様を入れました。 ボリューム感を損なわずに、つけ心地良い仕上がりになったと思います。



結婚14年、年数としてはそれなりに長いようにも感じますが、これからも続く夫婦の歴史としてはまだまだ序の口と言ったところでしょうか?←経験なく、偉そうな事を言ってる。




結婚指輪は特別な指輪です。

結婚指輪を新しくする事で、各々が新鮮な気持ちになり、また、お互いを大切な存在として再確認できる機会にもなるのかも知れません。


素敵ですね。


ご依頼ありがとうございます!

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# by STUDIOTSA | 2017-11-11 21:12