物を作る仕事のわりに、こだわりが無いのがどうもいけないような気がするSのつぶやき。


by STUDIOTSA
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<   2009年 12月 ( 12 )   > この月の画像一覧

Bottleで選ぶ?

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CDなんかをジャケ買いとか言ったりするけれど、ワタクシ、本は先ず背表紙、表紙で選んで中を見る。前評判や書評を参考にしなければ、表紙しか見えないから当たり前。画集や写真集なんかは表紙に惚れる事も多い。
そう、大事です外見も。
いつだったかの遊び場での会話を思い出す。
お店のセキュリティのお兄さん(外人)に、「君達は相手を選ぶ時、先ず何で選ぶ?」と、聞かれた事がある。
S「(ちょっと意味が分からないけど…)フィ、フィーリングかな?」
するとお兄さん「feelingはtouchしたりとか、talkしたりの後でしょう、君達Bottle(外見)で選ぶしょう?」とか言う。
え?す、すみませんね、フィーリングの使い方が分かってなくて…。
が、しかし。外見でって何よ。そんな女じゃないわ私達。
すかさず反論するSとお友達T女史。
S「え〜、Bottleでなんか選ばないもん。私、顔だけで一目惚れとかしませんから(ホントかい?)。」
T「私は、まず匂いだな…。」
ニ、ニオイ?と言っても、お鼻に来るヤツではないらしい。フィーリングの一歩手前みたいなものかしらん?
でもお兄さん譲らない。「君達が言っているのは、途中かもっと後の事。僕が言っているのは、先ず最初の事。分かる?ここに何本か飲み物がある。どれにする?どうやって中身分かるの?分からないでしょ。そうしたら、GlassとかBottleとかの色、デザインで選ぶでしょう?中身を想像はしても、先ずは外で選ぶでしょう。その後、開けてから、違うとか、好きじゃないとか、美味しくないとか分かるでしょ。」
…。はぁー、間違っちゃいないよお兄さん。
まぁ、飲み物に例えて良いかは定かでないが(夜遊び場の会話だからね…)確かに、確かに…。
選ぶ基準や好みは人それぞれ、だが、最初はBottleしか見えないとも言える。(まず音や声だと言う人もいると思うけれどね。)
Bottleでいつも外しちゃう人は、自分でピンと来なくても、人に薦められて飲んでみたら「あら。これ好き〜!」となる事もあるかも知れないのか…。ナルホド。なんて。
中身よりもBottleやラベル集めが大好きな方は別だけどね。
自分達の商品は、パッケージに入れない状態で見て頂けるけれど、商品はあくまでも装飾品、ある意味見かけが全てとも言えるかな。作りだの素材だの付け心地だのは、それこそ、もっと後に分かる話でね。
でも。最近は本屋さんでも多いけれど、語り部攻撃もある…。
あれ、あんまり好きではないけれど。
店長お薦めの泣ける本!(色んな泣きポイントや感想が続く…)とか。ま、いいけどね。
スーパーも色々な吹き出しみたいな商品説明が溢れているし。いいけどね…。
売る側の努力はもちろんわかる。あと、買う方も、みんな外したくないのね。ジャケ買いなんかで無駄な失敗したくないんだね、きっと。
かく言うウチも、最近はお店に置いて頂く商品説明のポップなぞもせっせと作ったりしている…。だって商品の売りとか説明するのが苦手なんだもの…。企業努力?なんて。
でもね、自分が買い物する時は、説明も見るけれど、やっぱり感覚が大事でしょ。と思う。
説明だけを頼りにしてちゃ、以外な面白さや驚きに出会えなくなっちゃうよ。失敗したっていいじゃない、ねぇ。
まぁBottleで選べ、とは言わないけれど、ふと目が留まったら、そこが出会いの始まりかも知れないので、ちょいと覗いて、触って、嗅いで?etc…フィーリングも大事にしたいな。
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by STUDIOTSA | 2009-12-27 00:35 | 仕事

年末年始の過ごし方。

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先日、電車の中で久々にイタリア語が聞こえて来たので会話を盗み聞きしてみた。
最近、自分の趣味関係で接しているのはスペイン語ばかりになり(と言っても1割程度しかわかりませーん…)イタリア語は滅多に聞かない、話す機会もない。
久々に聞いたイタリア語会話は…正直、悲しいヒヤリング力でした。が、分かった範囲での会話の内容はどうやら年末年始の事らしい。
イタリア人はNatale(クリスマス)は家族と過ごす、新年にかけては友達(特に地元の)と会うのが普通って話。
確かにそうだったかも。 ローマの前に数カ月間ヴィチェンツァというヴェネツィア近くの小さな町にいたんだけれど、ここは宝飾の専門学校があって色んな地方から若者が勉強に来ていた。
クリスマス時期には皆地元に帰るのだが、私は便乗して友達の故郷で年越しを過ごさせて頂いた。
クリスマスの過ごし方はやっぱりカトリックの総本山バチカンがあるお国柄、普段は目茶苦茶な過ごし方をしている若者達のほとんどが敬謙なクリスチャンに早変わりする。そして家族と過ごす。恋人も家族団欒の中に入れちゃう。
だから「きっと君は来な〜い〜」なんてクリスマスソングは出て来ない訳か。古い。
でも…、私が見た知り合い達はクリスマスの後が本番、年末にかけて段々と盛り上がり、遊びまくり、弾けまくり、羽目を外し…、最後に教会の懺悔で全て解決&浄化される感じ。…だったと思ったが…失いつつある記憶を辿ると、新年は爆竹で迎えたが、懺悔はしてなかった気がするなー…。
友達は懺悔は24日深夜のクリスマスミサの後、早々やってたような気がしてきた。
年の始まりは1月1日、でも1年の終わりは31日でなく、12月24−25日みたいな感じだったような。
友達数人に付き合って行った教会には、確か懺悔室が3つくらい並んでいて、皆大人しく順番待ちしていた。
面白かったのが、友達の一人で19歳の女の子がいたんだけれど、彼女は超美人だが、性格が激しくて、大胆で、奔放で、私は彼女を心の中で「爆弾!」と呼んでいた。
その彼女も並んで懺悔の順番待ち。
私は内心、君の日常は話せない事だらけなのに懺悔出来るのかい?と思っていたのだが…、殆どの人は後がつまっている事もあって、2〜3分くらいで出て来る感じだったのに、爆弾娘は30分経っても出てこなーい…。
付き合いで来ている私には非常に長〜く感じる。
やっと出てきた彼女、晴々とした満足気な様子。
そこで聞いてみる私「長かったね〜、なに話(懺悔)してたの?」
彼女「全部!」
え?全部って…あれ系もこれ系も…?じゃないよね?具体的に聞きたかったが、何となくできずに「全部って?」とだけ聞く私。
彼女、「だから全部全部!」だって。
いやー…、あれはクリスチャンとして神を信じている人にしか出来ないだろうと思った。だって、実際は神父さんって人に話しているんだよー…。
私は…神様信じているけれどね、懺悔は心の中でしておきまーす。
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by STUDIOTSA | 2009-12-24 00:43 | 仕事

紙じゃないとね。

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メモがわりに携帯など端末を使う事が多い日常。
この文章も思い付いくまま携帯に入れていく作業になる。
他にも材料などの買い物リスト、ちょっとした予定など、携帯に入れておく事が殆ど。済んだら削除して構わない内容に限るけれど。
しかーし、大事な作品写真とカタログのデータ等が全て一つのPCに入っている。これ心配。
いつも、ちょっとした不安(失くなる、消える)を感じつつ、保存。
どうしよう、このデータが消えたら…びくびく。自分達の仕事の軌跡が大部分失くなっちゃうよ〜びくびく。
もし消えちゃったら、残るはプリントアウトしてある一部の資料と自分達の記憶のみ…?
と言うことで、さすがにPCの方はバックアップするようになったけれど(つい最近)。それでも大事な記録は紙に残さないと不安が残る私は古い人間なのか?普通か。
記録と言えば、個人的な記録=日記の類いを書いた事がほぼ無かった私。
基本的には、面倒臭がりであるのと日々の記録などを残す事に関心がないせい。
一方、相方のAちゃんは思い出を大切にしたい派、日記も書く方だと思います。そして、私から見ると少々片付けられない女子…?な面もある。
物には一つ一つ思い出が詰まっているから…なのでしょう。捨てられないらしい。
私は、迷わずに捨てる方。時々必要な物も捨ててしまうワタクシ、決して整理整頓が得意なワケではありません…。
で、私が日記を一時でも書いちゃった時期を挙げてみると…確か小学生の頃に書かされたような?書いた記憶自体がちょっと怪しい…。その後は、思春期に単発で数回、あとイタリアに行って最初の一ヶ月くらいかしら?
日記を続けなかった(続かなかった?)理由は、それぞれ違っていて…、小学生のそれは、単純にやりたくないのに、やらされたから。だな。
思春期は(前にも書いたか?私の思春期は遅いの、18歳〜23歳くらい)しばらくしては読み直し、こんな恥ずかしいものを将来的に残しては死ねんっ!という気持ちになり、書いて、読んでは破棄、書いて、しばらくして読んでは破棄…。お年頃。
で、そういった日記、手帳等のお片付けをしていると、何故だか死ぬ前の身辺整理をしている気分になり、勝手に不安になって来たので書くの自体をやめよーと思った次第。
最後にイタリア日記一ヶ月程は、わかりやすくて恥ずかしいが、希望に燃えた最初だけ…で、後は日々に追われて…帰って来ちゃいました。
しかし、今更だけれどちょっと惜しい事をしたなと思う。ワタクシ記憶力(特に場所名、固有名詞に弱い)が悪いので、記録が無い今、思い出せる事柄が非常に少ない。
通っていた学校のある駅とか、最後に短期間だが石留めを習った先生のいた駅とか名前とか全く思い出せない!さすがに3年通った工房の場所は大丈夫だけれども。
あと、切符の買い方も忘れちゃっていたし、友達の名前も殆ど記憶にないわ…。
本当に重要な事、感動した事柄なら記憶に残るはず、消えるならそこまでの内容でしかなかったからだ、とか言っていたら…、なんと何も残らない危険が!
私が向こうで勉強した、暮らしたのも幻と化しそうな今日この頃。ま、去年行って来て、一応幻ではなかった事は確認出来たが。
日記=日々の個人的記録、はこの先も書かない気がする。けれど、書かない訳にはいかないものがある。それはズバリ、製作メモです。
これ、紙じゃないとね。でもノートの形はダメらしい。ノートの形だと、繋がりのない内容が次ページの裏にくっついて来ちゃうし、それで破棄したくても出来ないページが出てきたり、また何冊か貯まると表紙からは中身が判断付かなくなったりするし(意味、分かるかしら?)。
あと、始まりと終わりがあって面倒臭い。
ノートの始まりでは綺麗に書こうと少し緊張してみたり、終わりでは次のノートの調達を考えないといけない…。
かと言ってページの増減が出来るバインダー式も嫌い。穴が邪魔だし、穴数合わせた紙を買わないといけないから。面倒臭い…。
だから私はひたすらA4コピー紙に書いては透明ファイルに挟む挟む。ページも何も無い。時々必要な紙を探すのに時間がかかる時もありますが…。
とにかく。書かないとホントにぜーんぶ忘れちゃう。
そして、紙じゃないといけないの。何故か。
書き直し、更新、変更の軌跡が全て必要だから。 PC等で残す場合は上書きすると前の情報が無くなるでしょ。別名で保存すると、それぞれページが違ってしまう。備考欄を作ってメモしても見過ごす場合がある。これではダメー。
私は制作後(もしくは途中でも)は作品ごとに一枚〜二枚の紙にまとめておく。チェーン何センチとか、どんなサイズの丸カン使ったかとか、金属曲げるのに使った道具とか、曲げ方とか、色の混ぜ方とか、部品の購入場所とか…。
それで、次回作る時、変更があれば消さずにそれに書き足す。何をどう変更したかも一目瞭然!当たり前。か。
特に何をどう変更したかはPC類で情報更新すると完全に前の状態を忘れる場合が多い。
と言いつつ…、紙にも書かずに、細かい事は後で書こ〜とか思っていて、結果、見事に忘れて焦る事も多い私ですが。
ま、それは、しょうがない。日々、反省&立ち直り(早いよー)です。
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by STUDIOTSA | 2009-12-21 13:06 | 仕事

Meltシリーズ

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その名のとおり溶けた様子が特徴のシリーズ、の内の一つで、これは三日月ピアス。片側だけにダイヤが付いています。
暖まったロウが溶ける。
溶けて流れたロウが溜まって、垂れて、固まって…の繰り返しで生まれる形が有機的。
こちらはワックス(ロウ材)を使って原型を作るので、ロウの性質をそのまま活かした形ができる。
作業はとっても面白い。
と言うか、作業中の私の動きは、(奇)妙だったと思う。
溶かしたロウが上手い具合に垂れるよう、あっち向いたりこっち向いたり、作業中の手を上げたり下げたり、そのまま身体をねじってみたり…非常に世話しなく動き回る私。
何故ってロウが溶けてから固まるまでは、ほんの数秒の話。頭より身体使って対応しないと間に合わない。その間の私は溶かされたロウになりきって、流れてみたり〜、溜まってみたり〜する感じ…。
おかしな作業もあるもんです。
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by STUDIOTSA | 2009-12-19 00:38 | 仕事

コピー商品

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「模倣品を買わないで」なんてポスターを見た。
クリスマスも近くなるとブランド品+偽ブランド品も売れるだろうね。
最近は「スーパーコピー」なんて偽商品もあるらしく…「コピーを超えた」「高級コピー商品」なんて、聞くだけで胡散臭くて、思わず楽しくなって来ちゃうけど。
ワタクシ、一応物を作る仕事である以上、コピー商品(模倣品)は買わないようにしているつもり。。気が付く範囲でね。
と思ったが、持ち物を見回してみたら何だか怪しい方々がいる気配。
ん?あなた、もしやオリジナルではない…?君もか…?
有名ブランドのモノグラム偽商品なぞは買っていない。けれど、それ以外でもそこはかとなく物まね感を漂わせる物がいくつかあるなー。あらま。
家電やゲーム機など電化製品類は、技術の模倣と改良の繰り返しで発達しているところもあると思うので、ブランド品のバッタモンのような類いとは違うのかな。
まぁ、中には名前や面影しか似ていないような酷い下手物もあるか。
コピー商品にも、技術的な完成度が高い物もあるとは思う。でもレベルの高低に関わらず共通しているのは真似る(作る)事に対しての意識の低さのような気がする…。
真似る事自体は大事だと思う。模倣から学ぶ事は多々あるし。
あー…、思い出すな〜、予備校時代の石膏像デッサン、ミケランジェロの人体デッサンなんかの模写。一つとして似なかった…。
あるギリシャ時代か何かの男性の石膏像を描いた時なんて、「お前、こういう男がタイプか?」と予備校の先生におちょくられ(赤面)…。
今思えば、青年像だったかも知れないのに、出来上がった私のデッサンは、パンチパーマのゴリラ系オッサンの肖像画だった。
ま、要するに…、そっくりにする事がゴールではないけれど、本気で完璧に真似ようと思ったら、かなりな労力(技術、観察力など)が要るはず。だから、そこから学ぶ事はある、と。
でも、通常コピー商品はそこまでしようとしないだろうけれど。もしも完璧にコピーしていたら、その労力を他に使え!と言いたい。
そして、コピー商品は有名になった商品を名もない所が下手に真似するだけとは限らない。
技術も名もある大手もコピーするのね、小さい所の。
それは、売れた商品のマネも当然あるけれど、売れる前、もしくは売れないかも知れない商品アイディアのパクりだったりもするから、何と言うか…微妙だけれど。
服や鞄や靴、その他服飾雑貨品みたいな機能性があまり重視されない物の場合、アイディア盗むのは簡単らしい。
ウチではないが、展示会に来た方を接客していたら(展示会で私達のお客様と言ったら普通はバイヤーさんです)最終的には大手メーカーの企画の人達だったとか、すぐ後にはホントに同じデザインの商品が店頭に並んじゃってたとかって話もある…。あらまー。
名もあり、信用も出来ている所にやられたらね…。カワイソウ。
ついでに洗練されて、作りも良かったら…、逆に反省しちゃうけど!
ん〜…。でもそういう時は、あららっ?残念だけど、ウチのとって置きのこだわり部分は抜け落ちちゃって…何だかマヌケじゃないのー。と悪態ついて次に行こうね。
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by STUDIOTSA | 2009-12-16 12:21 | 仕事

製作について。

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そもそもいつもは何を考えて制作しているのか。
S)んー、特に何も考えてませーん。
と、これはではマズイので…しばし考え中。
まず、創作欲があるかと言えば、ない…かな。
あら、また言っちゃった…。
しいていえば、食欲みたいなものはある、か。
とにかく料理(創作)大好き〜!作りたい!と言うよりも…、お腹が空いてきたなぁ、出来れば美味しい物食べたーい、作るかな!と、そんな感じに近いような。
①空腹感(何故か分からない。)→②欲求→③制作、てな感じ?
あ?私なんで食欲に例えているのかい?お腹空いているのかなー…。
制作中は、自分の欲求を満たすイメージを追っかける感じだな。
最終的には具体的になる。けれど、スタート時ははっきりと分からない。
でも欲しいイメージのような物はあるみたい。
お腹空かした私的に説明すると、「あー、なんか食べたーい。」から始まって…、
漠然とだけれど食べたい物はあるのよねー、ん〜、どんな味のかな?
肉?魚?野菜?ご飯系?それとも麺類?
甘?辛?酸っぱい系?
そうだねぇ、麺類かな?今は辛い物がいいな。ちょい辛くらいでね、アツアツのが良いね。軟らかくて、それでいて歯ごたえがある感じの物が食べたーい。辛さの中に何かちょこっとした酸味があって、甘味も少しだけ欲しいかな。でも…甘味はあっても砂糖的じゃない甘さが欲しいの、それ何よ…?と、こんな感じで、理想のイメージを追っかけ&具体化しつつヨロヨロロ〜と制作。
早々とイメージに近付く時もあり、長々捏ねくる時もあり…。
出来上がりに満足するかって?そりゃ〜もう、その時点はいつも自己満足の嵐!!1番幸せな時。
何だか幸せなヤツって感じでしょうか。
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by STUDIOTSA | 2009-12-14 04:30 | 仕事
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コインパールN。こだわりと言うよりも単純にてこずったところが頭に浮かぶ…。とにかく、周りのちびパールを収めるのが大変で。でも、ここが素敵な見せ所。のつもり。
参考にしたのは、ロシア聖教のイコンにあったパールの留め方。こんな風に何箇所かパールを押さえて周りをくるっと囲む留め方は見た事がなかった。パールを台座に乗せて留めるのではないのが、素朴で無駄がなくて素敵だなー。
と、思ったまでは良かったけれど…。
やってみたら微妙にサイズの違うパールを4分割にきっちりと嵌めるのが以外と上手く行かな〜い。
はぁー…ここにエライ時間かかってますけど…、他に方法ないわけ?
…次回は考えたいと思います。
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by STUDIOTSA | 2009-12-13 12:14 | 仕事

単純作業が好き。

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私と相方Aちゃんは一卵性の双子だけれど、結構性格が違う。人間だもの当たり前。
ワタクシSは、小さな単純作業の繰り返しが大好き。ひたすらねじるとか、ひたすら繋げるとか、ひたすら丸めるとか。簡単に言ってしまえば、頭を使わない仕事が好き…。
一方Aちゃんは、同じ事の繰り返しは好きではなく、完成までまとめ上げるのが好きとの事。
私達とてもいいコンビ。
けれど私、単純作業でも、あまり好きではないものもある。例えば、金属を磨く作業。荒い金物ヤスリから始まって、細かいの、ペーパーヤスリの荒いのから細かいの、バフがけまで。とにかく磨くという同じ作業。なのに、面倒臭〜いと思ってしまう。(勿論、丁寧にやっておりまーす!)
でも、なんでだろう?単純作業に変わりは無いはずなのに…。
考えてみる。あ〜、わかった。1つの作業のサイクルが長すぎるのね、きっと。
私が好きなのは、一つ一つの作業が1秒前後で終わるもの。その繰り返しは100でも1000でも行けそう。そんな作業あるのか?ありまーす。
でも、磨くのは物の形によって同じ方向だけやすっていてもダメだし、あっちこっち向きを変えないといけないし時間がかかる…。ほら面倒臭い。
私、どれだけ面倒臭がりな人間なんだい?
ま、しかし。それを最終的な満足感や達成感を与えてくれると言う面から考えてみると…、大人な選択せざるを得ない。
頭使わないといけないデザイン、面倒臭〜い作業、その末に出来上がりに出会える満足感!一時の開放感!
仕事が面白いとか言う大人は、何か胡散臭いと思っていたワタクシですが…、どうやらいつの間にか大人になってしまったようですよ。良かったのかな!
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by STUDIOTSA | 2009-12-09 16:11 | 仕事

アートって。

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これは、メキシコに行った時に案内してくれた人が好きで集めていた絵描きさんの作品。
ガラクタ市場みたいなところで本人が売っていた。普段は覆面レスラー(メキシコの伝説的レスラーらしいが…?)ばかり描いているようで、私が唯一買えるのがこの聖母さんだったな。レスラーは沢山あったんだけどね…。でも色使いとか素敵でしょう。確か¥700くらいだった!泣ける安さ〜。
ガシガシ凄い勢いで描いて迷いは無さそうに見える絵だけれど…。
さて、迷える自分が普段制作の参考にする為に開くのは、ジュエリーの本の他に持っている画集だの雑誌だの色々。
アンティークジュエリーの本もよく眺めるけれど、いつも感じてしまうのは、ジュエリーについて思い付くアイディアや技法は、本当に全てやり尽くされているんだろうなぁ…と言う事。制作にかけられた時間や素材の品質なんて考えちゃったら、現在の高級ジュエリーとされる物だって、まぁまぁ…ってレベル?
それでも私が作ろうと思うのは、自分の創作の楽しさと、何かが欲しいと思うちょっとした物欲の気持ちがあるからかしら?
でも、もし私がマハラジャみたいな大金持ちだとしたら(はい、妄想始まり…。)、これらの本をカタログにお買い物をして満足。いや…、ちょっと石変え等のアレンジをさせるかね?あと、自分の肖像でも刻印と一緒に内側に彫らせてみたりして。これは小さいからルーペでないとよく見えないの。それから、紋章入りのケースはもちろんそれぞれのジュエリーに合う特注品を作らせて、ケース内にはジュエリーのイメージで作った詩などを誰かに書かせてみたり…。とか思う。
ん?マハラジャにしては発想が貧困?そんなにお金持った事がないからな…。お金使うのも想像力が必要だわね、難しい〜!
と、それは眠っている時に悩むとして…。
普段自分が制作の参考に覗く物を挙げてみると…
集めた資料(写真、読物など)、未制作の落書きメモ、図鑑系(動植物、機械、模様などの)、日本の伝統工芸物の本(簪、根付け、屏風絵など)、持っている画集色々、ジュエリーの本、彫金などの技法書、それから時々ファッション誌(数年過ぎた物が結構面白い)、持っている数少ない写真集、外に出てお店(洋服、インテリア、雑貨、本屋など)、テレビは殆ど見ないけれど、ネットをふらふらと見る。
そして時々映画、かな。
正直、離れていると言いづらい、けれども、確かにご無沙汰で参考にならない、していない事に美術館、美術展に行く…と言うのがある。
知り合いの展示会には行ける時は行きたいし出かけます。が、美術館、美術展は…大学卒業以来、気が付いたらほとんど(国内のは)行かないようになってしまった。
何故だろう?
正直、美術がわからない私…。ワカラナ過ぎてドキドキしちゃう。
接していないから尚更かしら。
特にダメなのが大々的に宣伝する企画展。 かなり有名な絵画や彫刻が来るものもダメ…。
何故か。まず人が多い、多過ぎる〜。正直、ここ数年行かないので現在を知らないけれど。
それから、宣伝以上の作品がなかったりする…。切り取られた部分を箱に並べられた感じ。
これは海外から持って来る企画展示に多かった。そして1番の理由は、魅力がよく分からない…。
昔、学生の頃は、行きたいと言うよりも行かねば、との思いで行っていた。都内以外にも箱根や水戸や色々と。びくびくしながらの画廊巡りもした…。
現代美術なんて言われる類いも見ようとした。美手帳なんかも買ってみたり…。(あ、この前10年振りくらいに本屋で見た美術手帳はコム・デ・ギャルソン特集だった。ファッションブランドの特集とは…時代が変わったのかしらん?)
で、美術館やギャラリーで見る美術は…よく解らなかったな!
知識不足。確かにそうかも。でも、知りたいと思える魅力も感じなかったよ。アートって何〜??
美大で油絵科に入ったけれど、絵もあまり好きではない事が発覚し、どうすりゃいいの?と言う時期に彫金を趣味で習い始めた私。まずは簡単なアクセサリー彫金から、次に伝統彫金。
そう、この仕事を始めるきっかけは、逃げからだね…。ま、逃げで10年以上続いたら上出来でしょう!
彫金を始めて、「これだよ!!」と思った。ま、逃げだからね、思い込みたいのね。
きっちり作っている感覚と、難しい技法の習得、素敵な道具の数々。銀や金など使う材料の魅力。そして出来た物が身につけられる喜び。
なんて解りやすい魅力、それでいて創造する面白さも難しさもある。
これが私の思っていたアートってヤツじゃないでしょうか?!
一応アーティストにならねば、と思っていた美大生S。アーティストと言うより職人?な方向に…。
でも、でも、イタリア語で職人はArtigianoと言って、Arte(アルテ=技術)を持つ人の事。
この「Arte」はアート(芸術)の意味もある。技術無しに表現は成し得ない、そう言う事でしょう。だから私間違ってなかったよ。多分。うん。
ま、そんな感じで自信の無かった技術も徐々にでも身について来た感はある(なんて言っちゃってダイジョブか〜?)。
そろそろ表現力を広げる為に、ご無沙汰していた美術館に出掛けてみるのもアリなのか、な。人波に揉まれるのは、キツイので空いてそうな所からね…。
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by STUDIOTSA | 2009-12-06 16:04 | 仕事

サボテン。

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サボテン。には見えないかも知れないな…。
でもこれ、一応観察した結果の形。
サボテンの形態を取ったと言うよりも、サボテンの印象を形にしたつもり。サボテンの印象って?…変な形だわー。色んな形があるけれど、なんか育ち過ぎると人っぽくてあまりスマートとは言えないわね。それに…突拍子もない所から花が咲くのね。頭のてっぺんとかにいきなりお花が。トゲトゲのはにわが花輪かぶったみたいなのもあるんだね。面白ーい。
ってな印象。
そこから一応私のサボテン飼育?も始まる。手の平に納まるサイズのサボテン達。3つあったのに今は最後のお一人様。この方も立ち枯れしているように見えなくもないな…。可哀相に。
水はあげていたんだけれどね、思い出した時に。
もしや私の関心が失くなってしまった為に、寂し枯れしてしまったのかしらん?
作った途端に関心が失くなった訳ではないのよ。でもまぁ、徐々に…ね。
人の心ってのはどうしようもなく、移り気なものなのかも知れないねぇ…なんて。
本当に御免なさーい……
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by STUDIOTSA | 2009-12-04 16:23 | 仕事