やらないのもこだわり…。
2010年 01月 13日
この光り輝く金色の蝶の素材は何でしょう?
答えは真鍮でーす。商品としてはピアス。因みにフープピアス部品と、オレンジの石をぶら下げている素材は18金です。
真鍮は好きな素材の一つ。黄銅とも言われるように、銅の合金。エッチングにもよく利用する。扱い易く比較的丈夫なので、市販のアクセサリーに使われる事も多いでしょう。でも、そのほとんどはメッキ処理をされている為、真鍮の色は見えないのが普通。
こんなに綺麗なのに、何故?
答えは、ちょっと使えばすぐ分かる〜。
色、変わりますの…。
あのピカピカも失くなって、なんとなーく重たげな黄土色になって来て…。水分なぞが付いた日には、緑青なんかも噴いて来たりするかもよ。
だから、メッキしちゃうのね。なるほど。
ウチで使う時は、アクセサリーの金具類等を工場さんに頼む場合は、きちんとメッキをして頂くが、その他(殆どMano Pigra)で使用する場合は今まで大体は古美色にしていた。メッキではなくて、銀を燻すような具合に表面を薬品で反応させる感じ。かな?
因みにこの場合も、段々とツヤは失くなります…。ので、気になったら時々布で優しく拭いて下さいな。私は殆ど拭かないが…。
古美仕上げより、さらに変色が早い生地では出した事がなかった。
でも、綺麗な色だしね。今回春用だしね。この色で行きたいよね…。と思った。アクセサリーやさんなら、真鍮にメッキ無しなんて信じられ〜ん!と言われるかもしれない。でも、メッキの色がどんなに多くて細かく選べたとしても、この生地の色は出ないのね。
とにかく、色変わりが激しいのが問題なワケだ。 ならば、簡単。磨いて下さい!まめに。
と、言う事でコチラの商品には、磨き布がついてきまーす。
あくまでも、メッキ無し部分にのみ、ご使用下さいな。メンテナンスどうぞよろしくお願いします!
by STUDIOTSA
| 2010-01-13 11:11
| 仕事